赤血球製剤輸血に係わる適正使用調査の後方視的研究

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「赤血球製剤輸血に係わる適正使用調査の後方視的研究」のお知らせとお願い


輸血用血液製剤は人体の一部であり、有限で貴重な資源である血液から作られており、その取扱には倫理的観点からの配慮が必要とであるとされています。

貴重な血液が医療機関内で安全かつ適正に輸血されるように、厚生労働省は「輸血療法の適正化に関するガイドライン」を、日本輸血・細胞治療学会は「科学的根拠に基づいた赤血球製剤の使用ガイドライン」を策定しました。

本研究は赤血球製剤を投与された患者さんの輸血効果を調査し後方視的に解析して、赤血球製剤が適正に輸血されているかを確認することを目的としております。研究のために患者さんから検体を採取したり、投薬をしたりすることはありません。

患者さんの臨床データは個人情報とは無関係な番号付与による匿名化によって管理され、プライバシーは保護されます。

平成28年1月1日から平成28年2月29日までの期間で、埼玉県下の医療施設で赤血球製剤輸血を経験された方で、ご自分の血液検査結果や輸血副作用等の臨床データを研究に使わないで欲しいというご要望があれば、埼玉県合同輸血療法委員会事務局までご連絡をいただけますようお願いいたします。

なお研究へのデータ使用の拒否の意志を表明されても、埼玉県の医療施設での診療には全く影響もなく、不利益を被ることもありません。

主任研究者:防衛医科大学校病院輸血・血液浄化療法部 佐藤 謙


連絡先:埼玉県合同輸血療法委員会事務局  sakagut@ndmc.ac.jp
    埼玉県所沢市並木3-2 04-2995-1511(内5178))

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